年に2回ほど帰省する我が家。
飛行機を使用する場合は、約25万円/回程度必要*1になります。
帰省費用もさることながら、移動時間も意外とかかることに気づきます。
栃木→羽田空港 : 約2時間半
空港チェックイン : 約1時間
羽田→宮崎空港 : 約2時間
荷受け・レンタカー手続き: 約1時間
計6時間半(汗)
そこで、我が家ではこんな風に移動しています。
車で帰る!!
人数が増えれば増えるほどコストメリットが増す車!
反面、距離が増えれば増えるほど苦痛が増します(笑)
ですが、子連れで帰省する場合は、それを補って余りあるほど車での帰省は楽しいものです*2
経路を選択する
陸の孤島たる宮崎県ですが、実は車だと経路がイロイロあります。
全線陸路
高速に乗って宮崎インターまでひた走るルートです。
距離にしておよそ1,500km
どらぷらによると18時間程度かかります。
高速料金はおよそ30,000円。深夜料金では20,000円程度になります。
この経路、いくら運転が好きでも、正直うんざりしますのでオススメできません*3
四国を経由して、愛媛から大分に渡る
関東圏の人は余り知らないことが多いのですが、愛媛県と大分県を結ぶフェリーが存在します。
このフェリーを使うことで、ぐるっと大回りする宮崎までのルートをショートカットできます。
宇都宮から愛媛県の大洲ICまでで約1,050km、23,000円。
大分県臼杵ICから宮崎ICまで約180km、3,500円。
愛媛県のフェリー乗り場の候補は2つあります。
愛媛のの先っぽと大分の先っぽを結ぶ航路
愛媛県三崎港と大分県佐賀関港を約1時間ちょっとで結ぶ航路です。
九四フェリーという会社が運航しています。
大人1,070円、子ども540円、車8,700円(2015年9月現在)
家族5人でも、車と一緒に1万円ちょっとで渡れます。
それぞれの高速道路のそばを結ぶ航路
愛媛県八幡浜港と、大分県臼杵港を約3時間で結ぶ航路です。
宇和島フェリーと九四オレンジフェリーです。
いずれの会社を使っても、家族5人で15,000円程度で渡れます。
実際に使った経験からすると、八幡浜から渡るほうが身体が楽です。
何といっても1,000kmの運転後であり、船内で3時間も身体を伸ばしていられるので、身体がホント休まります。
その間、子どもたちはデッキから飽きずに外を見ていてくれますし♪
四国横断の場合で、高速代+船代で約4万円、実際には深夜割引がかかってもう少し安くなります。
神戸から宮崎港までフェリーでショートカット
宮崎までの車旅で最も楽なプランです。
神戸まで高速でひとっ走りし、後は船内でひと眠りすれば、あっという間に宮崎に到着するプラン(汗)
宇都宮から神戸港まで約700km、15,000円。
神戸から宮崎までは宮崎カーフェリーが就航航しています。
約500kmの航海ということもあり、繁忙期は非常に高額な移動手段となる反面、閑散期はググッと安い価格で売り出されることがあります。
最近は航空機さながらの早割制度も始まり、事前に旅程が決まっている人にはありがたい仕組みもできました。
運航ダイヤが19時に出航して、翌朝8時~9時に到着という子もあり、我が家ではもっぱら2等寝台を使っています。
ホント寝るだけです。
2等寝台なら、5人家族でだいたい4~5万円ってところでしょうか。
で、どんなルートがおすすめなのか
行き
行きのおすすめは何といっても四国横断ルートです。
仕事が終わって22時頃に出発すれば、のんびり走っても翌昼には八幡浜港につきます。
後は九州に渡り、もうひとっ走りすれば夕ご飯は宮崎で食べることができます。
行きにかかる費用はおよそ4万円+ガソリン代ってところでしょうか。
帰り
帰りは神戸までフェリーで移動します。
これなら宮崎で夕方ギリギリまで遊べますし、遊び疲れた身体をゆっくり休めながら500kmほど移動できます。
翌朝目が覚めたら700kmほどドライブすれば、無理なく帰り着くことが可能です。
帰りはちょっと高くなりますが、実績として約6万円+ガソリン代程度となります。
飛行機と比較してどうなのか?
先の記事にも書きましたが、羽田までのアクセスの時間を考えると、子どもたちが寝ている間にガッツリ移動できる車はアリだと思います。
道中の景色や名物PA・SAに寄りながらワイワイ移動できる楽しみもありますし、フェリーというレアな体験もすることができます。
子連れの旅行で悩まされる大荷物の移動も、自分の車に乗せながら移動できますし、慣れないレンタカーも使わずに済みます。
なんてイイコト尽くめなんでしょう~(笑)
気になるコストは往復で10万円+ガソリン代。
どんなに燃費悪い車を使ったところで、15万円程度で往復できる計算になります。
これを読まれた方、是非とも車で九州に遊びに行ってみてください♪
病みつきになることウケアイです(笑)