合格発表から約1か月。
ネットワークスペシャリスト試験の合格証書が届きました。
2016年は珍しく春・秋両方の試験を受けましたが、試験問題では普段の仕事では絶対に使わないであろう知識を要求されるのが妙に面白かった気がします。
今回のネットワークスペシャリスト試験では、直前に発生したトラブルのお陰でほぼノー準備で臨みましたが、ちょっと振り返ってみたいと思います。
受験対策
仕事の合間に流し読みできるかな?と思って9月頭に情報処理教科書と過去問解説書を買いました。
翔泳社の情報処理教科書
過去問解説書

ネスペ 27 礎 -ネットワークスペシャリストの最も詳しい過去問解説 (情報処理技術者試験)
- 作者: 左門至峰,平田賀一,山内大史,幸田廣信
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
買ってよかったなと思うのは過去問解説書です。
コレ完全に「知識」ではなく「合格答案」のための解説書で、論文以外の高度区分で共通して使えるノウハウだと思います。
で、もう一冊の情報処理教科書ですが、こっちは開くことなく試験当日を迎えました。
モッタイナイ・・・(ノД`)・゜・。
試験結果
午前Ⅰ試験:64.60点
合格基準が60点なのでほぼギリギリで通過(^▽^;)
試験後の自己採点でも本当にギリギリだったので通って良かった(^▽^;)
午前Ⅰは手広く試験が出てきますので、ウカウカしていると足下をすくわれかねません。
ちょっとでも不安がある方は、午前Ⅰ・Ⅱの情報処理教科書を一回通読しておいた方が安心ですね(^▽^;)
午前Ⅱ試験:80.00点
あんまり記憶にないのですが、自己採点でも8割くらいだったのでちょうどそんな感じかな?と。
午後Ⅰ試験:82点
3つある設問から2つを選択します。
設問1のメールシステムに関する問題と、設問2のモバイルネットワークに関する問題を選択。
設問3もメールに関する問題(メールサーバーの更改)で、2つもメールやりたくないと思って設問1と設問2を選んだのですが、どれを選んでも難易度に差はほとんど無かったですね。
とりわけ設問1は完璧な用語問題だったのが自己採点以上に点数を稼げた要因だと思います。
まぁしょっぱなのドメインのメールサーバーを指定するレコード名(正解はMXレコード)を問う問題で、「SRVレコード」と強い筆圧で問題冊子に書いて帰ってきた自分を褒めてあげたいと思います(禁忌問題を作れるなら、私ならこんなヤツ不合格にする)。
午後Ⅱ試験:71点
設問1のネットワークシステムの拡張を選択。
試験中に過去問解説書を読んでおいてホント良かったとシミジミ思いました。

ネスペ 27 礎 -ネットワークスペシャリストの最も詳しい過去問解説 (情報処理技術者試験)
- 作者: 左門至峰,平田賀一,山内大史,幸田廣信
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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用語問題はほとんど本文中に答えがありましたが、「○字以内で 述べよ」という問では回答は思い浮かぶものの文字数制限に収まらない状態になり涙目。
そのとき、過去問解説書に書いてあったこと(たぶんこれがノウハウだと思うので気になる人は本書をチェックされたし)を思い出し、冷静に字句を組み立てると文字数制限にちょうど収まる感じでした。
まとめ
なんだかあっさりとした振り返りになっちゃいましたが、それくらいあっさりと受かってしまいました。
午前Ⅰ・Ⅱは私のように運を味方につけるか、過去問をきっちり解いていれば問題ないと思いますし、午後試験においては(なんだか過去問解説書の著者の回し者みたいですが)過去問解説書を一度通読しておけば良いんじゃないか?って感じの試験でした。
さて。
IPAでは2017年春試験の申し込みが始まりました。
受けるとしたらプロジェクトマネージャー(PM)か、システム監査技術者(AU)なのかな?と思いますが、これらの試験は午後が論文試験となるので感じがつかめないのと、試験日前にかけて仕事が立て込んでるので今回は見送る可能性が高そうです(^▽^;)