先日の年越しキャンプの際に、リモコンが液漏れしていていました。
まだまだお正月気分が抜けませんが、今やっておかないと当面やろうとしないだろうなぁと思い、液漏れしたリモコンの復活作業に着手しました。
何のリモコンが液漏れしたの?
エアコンのリモコンとかFireTVのリモコンならそれほど焦らないのですが、液漏れしていたのがキャンピングトレーラーをキレイにサイトへ設置するために欠かせない『モータームーバーのリモコン』でした( ˘•ω•˘ )
モータームーバーは、いわゆるキャンピングトレーラーをラジコン的に動かすことができるアイテムです。実際に動かしている様子はコチラの動画(5分37秒あたり)がよく分かると思います。
今回の年越しキャンプは我が家のみ&我が家でも長女ちゃんと次男くんと3人だけでの父子キャンプだったので、なんとか牽引状態でサイトに押し込めたのには助かりました(;´・ω・)
リモコンの電池カバー越しにも電解液が漏れているのが分かります(;´・ω・)
電池カバーを開けると電池2本(中・下)が液漏れしていました。
3本中2本も液漏れするとは…あまり使う頻度の高くないリモコンは電池を抜いて保管しないといけませんねぇ;つД`)
ムーバーのリモコンはこれ1つでウン万円級の出費を強いられるので、なんとか簡単な手間で直したいです…(´;ω;`)
液漏れ修理には「お酢」です
電池を外したところ、電池ボックスの電極に漏れた電解液の青い結晶が大量にこびりついています。一方で電池ボックス下側の基盤には流れ込んでい無さそうです(希望的観測)
電解液の結晶は電気を通さないため、液漏れの復活作業はこの電解液の結晶を除去します。そこで活躍するのが『お酢(酢酸)』です。
お酢なんかで修理できるの!?と思われがちですが、電池の電解液(←液漏れした液)はアルカリ性の物質なので、酸で中和して作業するという算段です。
電解液の結晶をお酢で柔らかく溶かしながら根気よく除去していきます。
お酢といっても酸なので、他の場所(特に基盤)に付かないよう気をつけます。
「液漏れの修理にお酢(食酢)は不適」というお話もありますが、お酢=酸は金属への攻撃力が高くて基盤などに垂れると故障の原因になるというのがその背景にあるのだろうなぁと思っています。というわけで他に垂れないよう、綿棒に含ませて注意しながらコツコツ溶かしていくのが良いと思います。
余裕があれば接点復活スプレーがオススメ
液漏れの修理にお酢を使うのはちょっと…という場合は接点復活スプレー(コンタクトスプレー)がオススメです。
接点復活スプレーならお酢を使わずとも結晶を溶かして作業できるのですが、微妙にベタつくのが個人的に受け入れられないので、電解液の除去はお酢で作業して仕上げに接点復活スプレーを使うのがMyルーティンです。
接点復活スプレーを綿棒にとって拭き上げます。
反対側もだいぶ綺麗になりました。ここまで電解液が無くなれば大丈夫かな…?
あとは基盤側に侵食していないことを祈って・・・
動作確認→無事リモコン復活しました
作業後、新しい電池を買ってきて動作確認です。
リモコン修理できないと年始からウン万円の出費が確定するので否が応でも緊張が高まります(;´・ω・)
2回ほど電気は入るけど親機との通信が確立せずめちゃくちゃドキドキしましたが、3度目の正直で親機との通信も確立でき、ムーバーも動かすことができました。
とりあえず年始からマイナス確定にならずに良かった良かった(^▽^;)