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S&P500の積立で最大リターンを得られる積立方法はまさかの…

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ここ数年は投資ブームなのか、投資しないとヤバイという雰囲気なのか、メンバーさんと投資について会話することが増えていますが、いろいろ考えさせられることが多いです。

いつだったか何気なく「S&P500に突っ込んでおけばいいよ」と言ったことがありまして、過去検証では確かにその通りだったのですが、ふと「突っ込み方」を分析したことは無かったなぁと思ったので、この週末は改めて検証をしていました。

興味深い結果になったので残しておこうと思います(=゚ω゚)ノ

 

 

S&P500とは???

そもそものS&P500とはなんぞや?ですが、1957年から続くアメリカ合衆国の株式市場における500の大手企業の株価を追跡する指数です。
日本の株式市場だと日経平均とかTOPIXなどがありますが、アメリカではそれがダウとかナスダックとかの仲間の1つです(←なんとも雑

S&P500の構成銘柄の基準は厳しくて、米国企業&時価総額が53億ドル以上&四半期連続で黒字利益などがあり、基準を条件を満たさないと銘柄から外されてしまいます。それにより設定以来着実に右肩上がりの成長を遂げてきました。

S&P500の構成は時価総額が高いもののウエイトが高いのでその時のアメリカの相場観を示す指標とも言われています。

S&P500を毎年同額で積み立てると10年で平均134%に…

右肩上がりを続けるといっても短期間で見ると上がったり下がったりしていますので、どの程度の期間を持ち続けるとどの程度のリターンが得られるかを計算してみました。

10年間・15年間・20年間・25年間・30年間を毎年末の終値で積み立てた場合の結果がコチラになります。

毎年100ドルずつ、10年間で計1,000ドル投資した場合、10年で730ドルになってしまったケースもあれば2,060ドルになったケースもあり、平均して1,340ドルとなることが読み取れます。また20年間の投資では最低値が99%、中央値・平均値が170%超なのでほぼほぼ負けの無い投資戦略だと読み取れます(ドルベース)。

あくまでもこれは過去60年超の実績データーなので、今後を保証するものではありませんが、構成基準が変わらない限りは同様になると期待できるため、これこそが若手社員には「S&P500に突っ込んでおけばいいよ」という理由にしていました。
一方で、上記のシミュレーションは簡便に計算するために、毎年同額を投資するシナリオにしていましたが、実際には時間の経過とともに資金的な余裕ができることを想定し、増額するシナリオは検証していなかったのでやってみました。

毎年少しずつS&P500に投資する額を増やしてみると…

毎年数%ずつS&P500の購入量を増やすシミュレーションをした結果がコチラ。

投資額を逓増させると加速的にリターンが良くなると思っていましたが、意外にも資金増加量は単純積立に劣る結果になってしまいました。

積み立てで最大のリターンが得られるのは「安いときに多く買う&高いときは少なく買う」ことで、S&P500のように(多少ギクシャクしながらも)右肩上がりの曲線を描く商品には不向きなわけですよね(^▽^;)

(まとめ)S&P500積立をするなら長期・同額が最適っぽい

というわけで統計的に「S&P500に突っ込んでおけば良い」ことに変わりなく、その突っ込み方は長期・同額にするのが期待リターンが最大化できるということが分かりました。
とくに時間を味方にできる若手ほど、無理が効くこともあるのでこのサイクルで回しておき、資金的な余裕ができた際はこの点を加味して増額するか別の金融商品を考えるのも一考の余地があるのかな~と感じました(*´ω`*)