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キャンピングカーは値落ちしないって本当?16年落ちのキャンピングトレーラー驚きの査定額

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昨年、10年連れ添ったキャンピングトレーラーを降りました。

まだ走れる状態ではあったので、中古車屋さんに引き取ってもらいました。
購入した時点で6年経過の中古車、それから10年使い倒して計16年落ちの車両は、いったいどの程度の値段が付くかなぁ?と心配でしたが、その結果をご紹介します。

 

 

キャラベルエア アンタレス426の(当時の)新車価格

日本に流通するキャラベルエア アンタレス426は、車両内のレイアウトや装備はほぼ変わらないままですが、大きく2つの時代に分けることができます。我が家が乗っていたのは前期というのでしょうか「普通免許でけん引できる」車両です(後期ではけん引免許が必要になりました)。
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車内は前期も後期もほぼ共通で、常設のダブルベッドと常設の二段ベッド、ダイネット(ダイニングテーブル)兼セミダブルベッド、キッチン、クローゼット、シャワー付きトイレ(防水パン加工)にFFヒーター、電気ボイラーと、標準装備の時点で後付け装備はほとんどいらないくらい完成されています。
実際、前のオーナーはテレビアンテナを追加し、うちはルームエアコンを追加したくらいです(他にも手は入れましたが、室内に関してはそれだけでした)。

そんな至れり尽くせり装備のアンタレス426も、2007年には新車価格256万円と今では考えられない値段で販売されていました。実際にはキャンピングカー業界特有の謎経費が乗るので、素の状態だったとしても乗り出しは300万円程度になりますが、それでも今の流通価格と比べると衝撃的な安さです(^▽^;)

新車256万円のキャンピングトレーラーの6年後の販売価格は?

キャンピングトレーラーのほぼ全てが輸入車ということ、キャンピングカーに比較するとマイナーな部類であることから、アンタレス426も毎年輸入されているわけではなく、2009年以降の新車はぱったりと見かけなくなりました(これが前期と言われる分かれ目)。そして、我が家がキャンピングトレーラーで遊び始めたのが2012年なので、その頃には既に中古で探すしかない状態でした。

最初に乗ったエメロードは、子ども3人がこれから大きくなることを考えるとちょっと手狭・・・

けん引免許をとって豪華な内装のHobbyという会社のトレーラーに乗り換えようか思案していたちょうどそのとき、これまで乗っていたアンタレス426の中古車情報を発見して購入しました。

6年落ちの状態で車両価格は約200万円でした(=゚ω゚)ノ
新車256万円が、6年経過しても80%ですからスゴイですよね。

新車256万円のキャンピングトレーラーの16年後の売却価格は?

それから約10年が経ち車齢16年となった先日、アンタレス426を中古車屋さんに売却しました。
16年も経過しているのでさすがにそこまで値段はつかないかなぁ?と思う一方、家族(特に子どもたち、とりわけ次男くん)からの思い入れも強い車両でしたので、あまりに低額だったら庭に定置して離れとして使うこととして、売却のボーダーラインを100万円に設定しました。

査定価格が100万円に乗ったら売却、99万9,999円以下なら定置・・・
そして2社へ買取査定を依頼して待つこと数時間(ドキドキ)

無事に売却の運びとなりました(←知ってるって(^▽^;)
気になる下取り価格ですが、10年前に購入した金額の10%落ちでしたヾ(≧▽≦)ノ
↑査定屋さんから具体的な金額は言わないで…と言われているので

16年前の新車価格(256万円)ベースでも70%超の買取金額でしたからもう大大大大満足の査定結果でした(´艸`*)

キャンピングカーは値落ちしないというのはホントでした

まる10年、遊びに遊んで売却時10%の値落ち。
実際にはその過程で車検を通したり、オプション(ムーバーとか増設ドアとか)を取り付けたのでコストはもっとかかっていますが、こと車両だけでいえば年あたり2万円程度で遊べたわけですからめちゃくちゃコスパは良かったと思います。

とはいえ今回の売却価格は、世界情勢の歪みによる影響が非常に大きいです。
キャンピングトレーラーはほぼ輸入車というのは前述の通りですが、コロナ禍となって車両製造数が激減したこと、その間に各国政府が超低金利&バラマキ政策を打ったこと、その影響で回復期に輸送コストが跳ね上がったこと、各国でインフレが深刻化してモノの値段が上がったこと、そして日本が恐ろしくチープな国になったこと、これらの掛け算によって今のキャンピングトレーラーは新車・中古車ともに価格は高どまっていると考えるのが自然です。

そのため、今6年落ちのトレーラーを買って10年後にその9割で売却できるかは非常に不透明ですが、物価の上がっていなかった2012年当時でも6年落ちが8割で流通(売却は正味6~7割程度かな?)していた事実を鑑みると「キャンピングカーは値落ちしない」現象は今後も継続するものと思います。
というわけでこれからもキャンピングカー遊びは続けたいと思いますヾ(≧▽≦)ノ

以上、キャンピングトレーラーの売却レポでした(=゚ω゚)ノ