もやしさん家のもやもやな生活

育児とキャンプとキャンピングトレーラーのブログ♪

間違いだらけのキャンピングトレーラー選び?キャンピングトレーラーはどのサイズを選ぶのが良いか?

 本サイトはプロモーションが含まれています

キャンピングトレーラーを選ぶ際には、大きく「サイズの違い」と「構造の違い」の2つを選ぶ必要があります。

今回はキャンピングトレーラーの「サイズの違い」についてまとめてみます。
キャンピングトレーラー探しを始めるとどうしても大きくて豪華なトレーラーに目が行きがちですが、大きいトレーラー・小さいトレーラーそれぞれの良さを知ることで選びやすくなります(=゚ω゚)ノ

 

 

普通免許でも750kgまでのトレーラーならけん引できる

車両重量750kg以下のキャンピングトレーラーは、普通免許でけん引することができます。一方で、車両重量が750kgを超えるキャンピングトレーラーをけん引するには、けん引免許が必要です。

750kgという制約の中で目いっぱい装備を詰め込んだトレーラーを選ぶか、制約のない自由な空間・装備が揃ったトレーラーを選ぶかは悩ましいところです。

けん引免許は約10時間+15万円ほどで取得できる

けん引免許は、15万円程度の費用で取得できます。教習所では12時間の実技講習で済みますので、最も早く取得する方法になります。

なお、けん引免許の限定免許として「けん引小型トレーラー限定免許(通称ライトトレーラー免許)」が存在します。限定免許では750kg~2,000kg未満のトレーラーをけん引できます。キャンピングトレーラーの多くは、大きくても2,000kg未満で収まります。一方で、限定免許は免許センターでの直接試験になることと、その試験場に試験車両として750kg~2,000kg未満のトレーラーを持ち込む必要があります。これから免許を取得するために検査用の車両を自分で持ち込まないといけない、どうにもチグハグな制度です。
旦那さんがけん引免許持ち&キャンピングトレーラー保有で、奥様はライトトレーラー免許を取得する、といったケースで無いと取得するのはちょっと難しいのではないかなぁと感じます。そのため、750kgのキャンピングトレーラーをけん引するのであれば、教習所で普通のけん引免許を買ってしまう方が手間も面倒も無いと思います。

普通免許でけん引できるトレーラーでも装備は十分

そもそもキャンピングトレーラーなんてものけん引できるだろうか?という心配もあると思いますが、「普通免許があれば750kgまでのトレーラーはけん引できる」という制度から、普通免許で車を運転するだけの技量があればけん引して前に進むことは難しくありません。ただ、後退(バック)だけはハンドルを切る向きが逆になるので、慣れるまでは難しいと感じるかもしれませんが…(^▽^;)

キャンピングトレーラーをけん引するには、トレーラーの重量の約1.3倍程度の重量のけん引車が必要です。750kgのトレーラーをけん引するには、約1,000kgの重量のけん引車で済み、これは普段乗りの乗用車でもけん引できることを意味します。

キャンピングトレーラーの車体も比較的コンパクトなので、駐車場選びにもあまり困りません。特に、出先で駐車場に困った場合でも切り離すことで、ヘッド車+トレーラーとでそれぞれの駐車枠に停めることも可能です。
f:id:moyashinet:20190901230904j:plain
また、車両重量が軽いので、切り離したときに人の手で押して動かすことも可能とメリットがたくさんあります。
そんな750kg以下のトレーラーでも、装備は必要にして十分揃っていることが多いのが特徴です。キャンピング設備として必須の給排水・シンクはもちろん、冷蔵庫やトイレ、FFヒーターもほとんどの場合で標準で装備されています。それでいて価格は250万円程度からとお手頃価格というのはもう最高以外の何物でもありません(´艸`*)

けん引免許が必要なトレーラーは広大な空間に豪華な設備

多少の時間とコストはかかりますがけん引免許を取得すると、750kg超のいわゆるけん引免許を必要とするトレーラー(けん引免許サイズ)で遊ぶことができるようになります。

けん引免許サイズのトレーラーは重量の制約が無いため、トレーラーのサイズも広大でさらにしっかりした装備・設備が備わっています。

そんなトレーラー、きっとお高いんでしょ?と思われがちですが、普通免許サイズのトレーラーと比べて+80万~200万円程度がボリュームゾーンとなっているため、けん引免許を取得することを手間として考えなければ、想像よりも遥かに少ない予算で豪華なキャンピングカーライフを送ることができます(=゚ω゚)ノ

そんな魅力的なけん引免許サイズのトレーラーですが、車両長が7m以上となるため、特に都市部に住んでいる方をはじめ自宅以外で車庫証明をとろうとするとなかなか駐車場が見つからないことがあります。モータープール制度を使うなどで解決できますが、せっかく買ったトレーラーは身近に置いておきたいと思うのが人情ですので「大きすぎて置けない」というのはちょっとストレスになるかもしれません。

高速道路の第一走行車線縛りは注意が必要

普通免許サイズとけん引免許サイズとで価格はほとんど変わらない、牽引走行もほとんど変わらない、広大な空間や豪華な設備はけん引免許サイズに軍配が上がると、けん引免許サイズを選ばない理由が無いようにも思いますが、けん引免許サイズにも泣き所が1つあります。

それが高速道路の第一走行車線縛りです。

750kgを超えるトレーラーをけん引して高速道路等を走行する場合、第一走行車線=左端の車線を走行しなければいけません。これに違反すると1点+反則金6,000円が課せられるので注意が必要です。
この違反、750kg以下の普通免許サイズのトレーラーでは適用がありませんので、移動の観点では普通免許サイズの方が自由度が高いともいえます(^▽^;)

(まとめ)好きな方を選びたいが個人的には普通免許サイズ推しです

キャンピングトレーラーは初めてけん引するまでは「あんなに大きいのをけん引するなんてとてもとても…」と尻込みしますが、いざ牽いてみるとなんてことない、ぜんぜんけん引している感じしない~ヾ(≧▽≦)ノと仰る方がほとんどです。
そして、その運転感覚はけん引免許サイズになってもほぼ変わらなければ、価格もあまり変わらないとくれば、乗り換えに次ぐ乗り換えでどんどん大型化していかれる方も多くいらっしゃいます。そういう意味では、けん引免許サイズを置くことにハードルさえなければ、最初っからけん引免許サイズを買うというのが時間的にもコスト的にも最も有利です(=゚ω゚)ノ

一方で、個人的には普通免許サイズを推しています。
自分自身、家族5名でも普通免許サイズのキャンピングトレーラーで遊べていたことや、駐車場の自由度が大きい(出先でも切り離して普通車枠2台に停められる)こと、わざわざけん引免許を取得する必要がない=いざというときに運転免許を持った人に代行をお願いできる安心感などを考えると、普通免許サイズのトレーラーに軍配が上がります(=゚ω゚)ノ
といいつつ、けん引免許サイズのトレーラーで遊んだら真逆のことを言い出しそうな気がしますケド(´艸`*)

キャンピングカーもキャンピングトレーラーも、なかなか最初っから自分の遊び方にマッチしたものを入手することが難しいものですが、これからキャンピングトレーラーを買うぞ~!と思っている方には是非いろいろなトレーラーを見てみていただき「けん引免許をハードルとして考えずに、何がホントに欲しいのか?」という目線でも見てみていただきたいと思います(=゚ω゚)ノ