12月に奥日光(光徳牧場)へ旅行に行きました
この旅行では県民割という県の旅行補助事業を使用していたのですが、GoToトラベルよりもかなりオトクな割引制度だったことに気づきました。
1.県民割とGoToトラベルの補助内容比較
県民割もGoToトラベルも、旅行代金の割引と旅行先で使用可能な地域共通クーポンが発行されることは共通です。
違いはその補助率や補助額にあります。
県民一家族一旅行 (栃木県版県民割) |
GoToトラベル1.0 (2020年実施) |
GoToトラベル2.0 (停止中) |
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割引率・額 | 6,000円以上の旅行:3,000円 10,000円以上の旅行:5,000円 |
旅行代金の35%分 (上限14,000円) |
旅行代金の30%分 ※交通付き上限10,000円 ※宿泊のみ上限7,000円 |
地域クーポン | 2,000円分 | 旅行代金の15%分 (上限なし) |
平日3,000円 休日1,000円 |
2.県民割を使った旅行代金は…
今回の奥日光の旅行では、大人13,000円、子ども9,000円の旅行代金でした。
そこに、栃木県の県民割である一家族一旅行を適用させています。
割引なしの場合は57,000円のところ、県民割後36,000円の手出し、そこに10,000円分の地域クーポンをいただけましたので、実質26,000円の旅行となりました。
大人(3名) | こども(2名) | |
旅行代金 | 13,000円×3 | 9,000円×2 |
割引補助額(県民割) | ▲5,000円×3 | ▲3,000円×2 |
合計 | 36,000円+地域クーポン10,000円分 |
今回の旅行は旅行代理店で申し込みましたので、実際には手配料としてさらに550円を旅行代理店に支払っています。県民割はインターネット上の旅行サイトでも予約できますが、サイトによって割引される額や適用可能な条件が本則とは微妙にズレているので、面倒を避けて旅行代理店に依頼しました。
ちなみに。
ドケチな僕が黙って手配料を払うわけもなく、年金基金の指定旅行代理店で手配することで、さらに5,000円分の割引が得られますので、トータルでの金額は上記から▲4,950円が減額されての請求でした(´艸`*)
GoToトラベルだったら…?の試算結果
この旅行を2020年に行われたGoToトラベル(GoToトラベル1.0)や、現在有効なれど停止中のGoToトラベル2.0を使用した場合で試算してみました。
旅行条件は同じく、大人13,000円×3+こども9,000円×2です。
GoToトラベル1.0 | GoToトラベル2.0 | |
旅行代金 | 57,000円 | 57,000円 |
割引補助額(県民割) | ▲19,950円(35%) | ▲17,100円(30%) |
合計 | 37,050円+地域クーポン9,000円分(端数処理) | 39,900円+地域クーポン5,000円分 |
オトク度を激下げしたGoTo2.0では比べるべくもないですが、GoTo1.0と比べても県民割のほうがオトクに旅行できる計算になりました。
なお、GoTo2.0では平日の旅行にすれば地域クーポンが3,000円/人となり、その場合は実質19,900円と最もオトクに旅行できる計算になりますが、この助成事業の主力ターゲット層である「夫婦と子供1~2人」な人が利用できるとは到底思えない制度になってしまっているあたり、民意を反映するのは難しいものだなぁと感じます。
GoToトラベルは高額な旅行に向いている
今回の試算はあくまでも12月に行った県内旅行の話であって、割引最大額はGoToトラベルに分があります。
このため、1人あたり2万円以上の旅行だったり、隣県より遠くへの旅行の場合にはGoToトラベルを優先したほうが、そのメリットを大きく享受できるハズです。
いま、四国に行きたいって言われているんだよね…(;´・ω・)
県民割が復活したらまた旅行に行きたい!
現在はGoTo2.0も県民割も、オミクロン株の影響で事業停止となっています。
おそらく今のコロナの感染状況は3月末までに終息…というか旅行助成事業を再開できる空気にはならないと思いますが、また来年度も引き続き県民割が助成事業となるようであれば、進学祝いや進級祝いを兼ねて活用してまた利用させてもらおうと思います(´艸`*)