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気がつけば電気料金がスゴイ高騰していた・・・

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クレジットカードの請求をチェックしていたら、夏場なのに電気料金が異様に引き落とされていることに気づきましたので、くらしTEPCOでチェックしてみました。

以前は毎月紙の利用料明細が届いていた気がしますが、いつの間にかくらしTEPCOに移行されて電子化されてしまい、そしたらそれまで毎月のようにチェックしていた電気代の推移をとんと気にしなくなっていました(^▽^;)

 

 

電気料金の違和感

蓄熱暖房の関係で冬場の電気料金は3~5万円くらい(寒さによる)に達しますが、一方で夏場の電気料金は1万円そこそこで賄えていました。
夏場はエアコンも終日回していたりするので電気も使っている方だと思いますが、太陽光発電のおかげで日中の高い電気を買うことは抑制できているのかと思います。

それなのに今年の夏場は電気料金が2万円超で推移していました。
え?テレワーク(在宅勤務)しているからってそんなに電気使ってるの!?とちょっとビックリしまして、何に電気を使っているのか調べてみることにしました。

電気使用量が変わらないのに電気代が上昇している

東京電力が提供するくらしTEPCOでは、毎月の電気料金に加えて、毎週・毎日の電気使用量であったり、過去の電気料金・使用量とも比較することができます。

毎月の電気料金を前年分の電気料金と比較させてみました。
棒グラフが直近1年の電気料金を、その1年前の電気料金を示しています。

ってめちゃくちゃ電気料金上がってるじゃないかΣ(・ω・ノ)ノ!
やはり在宅勤務の影響か・・・(;´・ω・)

念のため電気使用量で対前年比比較すると・・・あれ?使用量は増えているけどそこまでの差ではない…?
在宅勤務の影響で100~200kWh使用量が増えているのはここからも読み取れますが、だからといってそこまで電気料金が跳ね上がるわけではないですよね…(;´・ω・)

電気料金高騰の原因は「燃料費調整額」でした

そこで細かい電気料金のレベルまで落とし込んでチェックしてみたところ、燃料費調整額がトンデモナイ差異になっていたことに驚きました(;・∀・)
ちなみにうちは東京電力の電化上手という電気料金プランです。

  2021年9月単価 2022年9月単価 単価差異
基本料金(10kVA) 2,200円 変わらず
電気料金(ピーク時間) 39.44円/kWh 変わらず
電気料金(朝・晩) 26.49円/kWh 変わらず
電気料金(夜間) 12.48円/kWh 変わらず
燃料費調整額 -2.58円/kWh 6.50円/kWh +9.08円/kWh
再エネ発電賦課金 3.36円/kWh 3.45円/kWh +0.09円/kWh

燃料費調整額は月間の総電気使用量を乗じて算出するので、単価の上昇は月間の電気代の上昇にダイレクトに反映されてしまうのがネックですね(;´・ω・)
たとえば月間500kWhの消費した場合、1年前より4,540円(500kWh×9.08円/kWh)電気代が上昇したというワケです。

燃料費調整額はあまり気にしたことがありませんでしたが、下記のページが参考になりました。

燃料費調整制度(低圧)│家庭のお客さま│東京電力エナジーパートナー

電力会社が調達する燃料価格に応じて一定の範囲内で変動する料金で、平均燃料価格(実績)が基準燃料価格を上回る場合はプラス、下回る場合はマイナスとなるようです。ここのところ燃料費も為替も不利になっているのでプラス調整が続いているのですね(;´・ω・)
そして選択約款の電化上手は燃料費調整額の上限無しという事実を知った…(滝汗)

Bloombergでは燃料費調整額に上限が設けられているプランでもその上限を撤廃しようとする動きがあるとか報じられています…(滝汗)
円安進展で電気料金値上げに拍車か-燃料費反映の上限撤廃の動き - Bloomberg

イギリスでは10月から光熱費が80%上昇する(1.8倍になる)という話もありますが、日本でも対岸の火事として見ていられない日が来るのかもしれません…(;´・ω・)

電化上手は10月から料金単価が見直される(泣)

そんな我が家の電気料金プラン「電化上手」は2022年10月から単価見直しされます。
詳細はコチラの記事にまとめましたが、単価見直し分だけでおよそ18%程度の電気料金の上昇が見込まれています(´;ω;`)

繰り返しになりますが、燃料費調整額は2022年9月で上限に到達しましたが、選択式約款の電化上手は上限無しの契約になっています。
そのため2022年10月の燃料費調整額は8.07円/kWh(2021年10月は-2.04円/kWhだったので対前年比10.11円/kWhの上昇)と、今月(2022年9月)よりもさらに1.57円上昇するので、どうなることかと今から不安になります(;´・ω・)

高騰し続ける電気料金を抑えるために・・・

電気料金は『使った分だけ支払う』ものなので、電気料金を下げる方法としては『電気を使わない』が正解になってしまいます。
現代社会は電気ありきなので、節電するにも限りがあります。
従って「高い単価」で使う電気を「安い単価」で使うことを考える必要があります。

電化上手では、昼間・朝晩・夜間で料金単価が異なっています。
単価の高い昼間は太陽光で発電している限りはチャージされないので、電気代を下げるには朝晩で使う電気をいかに夜間にシフトするかが肝になります。

  電気料金単価
(2022年10月以降)
電気料金(ピーク時間) 34.16円/kWh(夏季)
30.67円/kWh(他)
電気料金(朝・晩) 25.94円/kWh
電気料金(夜間) 15.12円/kWh

手動でシフトできるのも限りがあるので、そろそろ蓄電池を本気で考える時期に来ているのかもしれません(;´・ω・)