もやしさん家のもやもやな生活

育児とキャンプとキャンピングトレーラーのブログ♪

スノーピークの業績下降と株価下降に捕まってしまった後輩のサルベージ(汗)

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後輩ちゃんから相談を受けましたので珍しく投資系のお話です(仕事が佳境でネタが枯渇しているというのが正直なところ
今月上旬、2023年12月期の連結決算業績予想を大幅下方修正したスノーピーク株は大きく売られ、株価が下降線を辿っています。

まぁそうなるよねと言いたいところですが、コレ何とかなりますか?と問われたら何とかするしかないですよねぇ…というしかないですよね(;´・ω・)

 

 

素直な値動きのスノーピーク株

スノーピークは同業他社が上場していないので、ヘッジをかけづらいという難点もありますが、株価推移は割とシンプルで読みやすいと感じています。
一族経営なので、経営陣がヘンなことをすると途端に読みにくくなりますが、喉元過ぎれば落ち着きを取り戻します。

とはいえ因縁のスノーピーク株

個人的にはスノピ株は因縁がありまして…(;´・ω・)
4~5年前にスノピ社がMSワラントを発行したことがありました。
当時はスノピの道具は好きだったことや、収益構造的に伸びるかなぁと思っていたので、MSワラントの行使が進む間に打診で拾い続け、行使完了のIRと共に厚めに買いを入れた直後、第2回のMSワラント発行を発表されました(当然下落する)。
長らくのお付き合いの方は、スノピに対するアタリが変わったねとご指摘いただいてますが、はい。これがきっかけです(←大人気ない(´艸`*)
当時はたしか2,100円くらいに蓋をされ、1,800~1,900円くらいで権利行使を繰り返し、その後に地合いの悪いさと共にゴリゴリ下落して、半分程度しか行使されていないうちに下限価格に到達→当然みんな全力買いする→吹き上がって元通りという超典型的な展開もありました。

2分割後価格で4,500円をつけていたのか…

ten bagger逃してるじゃん( ˘•ω•˘ )

コロナと共に伸びたスノーピーク株

MSワラント問題後はコロナ禍がはじまり、そこにキャンプブームが来たのはある意味でスノピ社にとって福音でした。
キャンプ道具だけでなく、キャンプ場の展開や企業とタイアップした活動(研修にキャンプを盛り込んだりとか)で順調に業績を伸ばしていきました。

インフレとアフターコロナの影響はボディーブローのように…

メイドインジャパンを誇っていたスノピも、いつの頃からか加速度的に生産を海外に移していきました。日本にいるとあまり気づきませんが、海外ではコロナ禍でぶちまけまくった緩和マネーや、そこにロシアによるウクライナ侵攻も加わって、インフレ高進による素材や人件費の高騰ならぬ爆騰を来しており、これらがボディーブローのようにスノピ社に侵食していったのは想像に難くありません。

当然、コロナ5類引き下げ=アフターコロナ議論が本格化すると、当然ながらキャンプブームを維持し続けることも難しくなりました。

スノーピークはヤバイぞ!シグナルを何度も出していた

そんなスノピを取り巻く環境ですが、開発をリードしていた社員が抜けたとか、会員システムを変更しようとしてどうのこうのとか、社長が電撃辞任した~とかイロイロありましたが、今年に入ってもスノピはヤバさをしっかり株主には伝えていたように感じています。

たとえばあと払い決済。スノピは太客ビジネスが強みだと考えていまして、信者とも言われるスノーピーカーの狂信的なお買い物によってその売り上げが確保できていた面があります。そのため、細客ビジネスのあと払いに手を出す理由はあまり見出せませんでした。


たとえば野遊びキャンペーン。スノピは決して安売りしない定価販売を貫いていますが、ここのところ複数のアイテムをセットにして割引くパッケージの展開が増えていました。決定的な違和感は今年の春の野遊びキャンペーン&スタートパックで、6月の雪峰祭を控えているにも関わらず出してきました。


肝心の雪峰祭も、限定アイテムは見たことがあるモノばかり(^▽^;)


そんなスノーピークの株価は回復するのか?

たとえば直近すぐに最高値4,500円奪還というのは難しいと思いますが、幸い買値から25~30%程度の下落でしたので何とかなると思います。
on goingで詳細割愛しますが、①窓開けによる新たな下降チャネル形成、②日足ベースの下降チャネル回帰、③驚速V字回復でシナリオを作りましたが、②本命・①対抗・③大穴で設計してみました。
うまくいって仕事に集中してくれるようになるといいな(;´・ω・)

放置できないなら個別株は買っちゃダメ!

老後2,000万円問題とか貯蓄から投資とか賑わってますが、(特に損失を抱えたときに)値動きが気になって仕方がないというような人は、インデックスやインデックス連動投信などを選択して個別株に手を出すのはやめましょう(;´・ω・)仕事中に挙動不審になると査定に響いちゃいますからね(;・∀・)

今回の場合、僕が信用売り(←信用売りは一般に無限のリスクを負うと言われますが、現物を持ちながらの信用売りはリスクゼロとなる)を入れていたポイントとほぼ変わらない場所ばかりだったので他人事にはできなかったというのもありますが、見ず知らずの株の相談をされることもありましてそんなときは「知らないよ…」としか返せないんですよねぇ(^▽^;)

あ、最後にディスクレイマーを(=゚ω゚)ノ
「投資は自己責任です」