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キャンピングトレーラーにロードアシスタンスは必要?

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キャンピングトレーラーの保険は、対人・対物に関しては普段乗りしている自家用車の保険が準用(自家用車と一体とみなす)されます。
このため、一般的なキャブコン・バンコンといった自走式キャンピングカーと比較して維持費が安く抑えられるメリットがあります。
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とはいえ、キャンピングトレーラー自体をぶつけるなどの自損事故や、もらい事故で補償額でもめてしまう場合を考えると、キャンピングトレーラー自体の車両保険を個別に契約しておくと安心できます。
もやし家のキャンピングトレーラーでも、かつてトレーラーのタイヤがバーストしてしまった経験からロードアシスタンスの契約も一緒に付保されることに重きを置いて車両保険を契約しています。

moyalog.caravan-life.com

とはいえ、本当にキャンピングトレーラーのロードアシスタンスは必要なのか考察してみました。

 

JAFはキャンピングトレーラーでは使えない

これはJAFのホームページにも載っているのですが、キャンピングトレーラーはJAFの救援作業の対象ではありません(会員・非会員問わず)。
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キャンピングトレーラーは、一般的に原動機を有していない複数の車輪を装着した被牽引車により牽引される自動車を示しています。
本来当該車両のみで自走できない車両はJAFの対象外車両となります。
http://support.jaf.or.jp/faq/show/569?category_id=51&site_domain=default

実際に高速道路でタイヤをバーストさせた際に出動を要請したところ、JAFの会員であっても有料になる旨の回答でした。
このとき、幸いにもキャンピングトレーラーの車両保険にロードアシスタンス特約が自動で付保されていたことから事なきを得ました。

損保ジャパンのロードアシスタンスの内容

僕は損保ジャパン(SGP)でキャンピングトレーラーの車両保険を加入しているのですが、11等級でも2万円ちょっとです。
バーストの際にJAFに出動要請したとしても2万数千円程度ですから(あって欲しくはないけど)保険という意味ではちょうど良い保険料といったところでしょうか。

さて、気になる損保ジャパンのロードアシスタンスの内容ですが、4つあるサービスのうちキャンピングトレーラーでは2つだけが恩恵にあずかれるでしょうか。
①レッカーけん引
②応急処理(30分程度)
③燃料切れ時の給油サービス
④宿泊移動サポート
⑤ロードアシスタンス事業用特約

レッカーけん引

応急処置と合わせて15万円を限度として、レッカーによるけん引をしてもらえます。
15万円相当のレッカーけん引距離は約180km程度と見積もられます。
個人的にはけん引距離が180kmもあれば、トレーラーの販売店と付き合いのあるキャンピングカー屋さんに運んでもらえるので十分だと思いますが、どうしてもお抱えのショップにレッカーしたい!というような場合には「⑤ロードアシスタンス事業用特約」を追加することで100万円を限度にレッカーしてもらえるようになります(事業用という名前ですが個人契約の保険にもセットできます)。

応急処理(30分程度)

パンク時のスペアタイヤ交換や、落輪時の引き上げはこのメニューで対応してもらいます。30分程度とありますが、レッカーけん引と合わせて15万円を限度に対応してもらえます。
損保ジャパン(SGP)のロードアシスタンスでは、JAFの会員の場合は4,000円までの部品代や消耗品代を無料で対応してもらえますが、キャンピングトレーラーの場合では出番は…ないかな?

燃料切れ時の給油サービス

キャンピングトレーラーは自走できませんから、これは使えないですね。
ちなみに、あまり知られていない適用条件ですが「契約車両が燃料切れにより自力で走行できない、または法令上運転してはいけない状態」にある場合に適用されます。
たとえば、東九州自動車道や東北中央道などこの先ずっとガソリンスタンドがない!しかもガソリンもなくてじきに止まっちゃう!的な場合などは、最寄りのパーキングエリアで出動を要請することができます。
ヘッド車にロードアシスタンスが付保されている場合、キャンピングトレーラーをけん引していると普段よりも燃費が悪くなってヒヤヒヤすることもあると思いますが、これで安心して引っ張りまわせますね(違う?)

宿泊移動サポート

代車諸費用特約とセットオプションなのでキャンピングトレーラーでは契約できません(する必要がない)。
同じような内容が、次のロードアシスタンス事業用特約でセットできます。

ロードアシスタンス事業用特約

レッカーけん引の項で説明した通り、個人契約の場合でもオプションで追加できます。
レッカーけん引&応急処置で合わせて100万円限度に対応してくれるほか、引き取り費用として1人分の片道交通費を15万円を限度に補償してもらえます。

まとめ

どんなに注意していても事故やトラブルは起き得ます。
都度ロードアシスタンス費用を支払うのが割安なのか、万一に備えて契約しておくのが割安なのかは分かりませんが、もしもロードアシスタンス特約がセットになっている場合は、どこまでサポートしてもらえるのか事前にチェックしておきたいですね(*´ω`*)
※SGPの場合は、主契約がどんな契約であったとしてもロードアシスタンスは自動セットされます(2019年10月現在)