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マキタの充電式保冷温庫「CW180DZ」を1か月使ってみた感想

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自宅用の冷凍庫ネタが続いていましたが、ポータブルの保冷温庫を購入してから1か月ほど経過しましたので、その使用感を残しておこうと思います。

いやホント、これが無いと死んでしまうよ・・・

 

 

ゴールデンウィーク明けにうちの遊休地の草刈りに行ったのですが、良い天気過ぎて熱中症になりました。山ですから敷地内に水道もなく、近所に家もなく、まして自販機なんて無い場所だったので、ホントに危険でした。

その反省から購入したのがマキタの「CW180DZ」です。
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『どこでも保冷温庫』良いネーミングです(´艸`*)

サイズはコールマンのスチールベルトクーラーとほぼ同じです。
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コンプレッサーで冷やす方式のため機械の重さが多少ありますが、ホイール付きなので移動は楽です。

CW180DZには家庭用コンセント(100V)用の電源ケーブルと車のシガーソケット(アクセサリーソケット)対応の電源ケーブルが付属されていますので、上の写真のようにポタ電で駆動させることが可能です。
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変換効率で考えると、ポタ電からはDCコンセント(シガーソケット形状)から給電させるのが良さそうです。
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現在、CW180DZを5℃で設定して100V給電させていますが、庫内が冷えた後の消費電力は5W~10W程度と思いのほか省エネです。庫内を冷やすまでは100W近く消費しますので、出かける前は家のコンセントに繋いで予冷することでバッテリーを温存するようにしています。
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移動中はポタ電から給電させることもできますが電源ケーブルが邪魔になります。
マキタの18Vバッテリーをセットすると煩わしいケーブルが無くなり、どこにでも置くことができて便利です。
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バッテリーの取り付け口は2つありますが、1個だけでも駆動します。

左はマキタ純正の6.0Ahバッテリー、右はAmazonでポチった自称6.0Ahバッテリー
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純正はもちろんですが、互換バッテリーでも動いています。

純正6.0AhのBL1860Bは15,000円もするので高いんですよね…。

あまりに純正が高額なので安物の互換バッテリーをつい買ってしまいますが、販売サイトに6.0ahと書いてあってもあくまでも自称6.0Ahで、実際に手持ちの自称6.0Ahバッテリーはどれも2.0Ah~4.0Ah程度の時間しか持ちません(;´・ω・) 

互換バッテリーの多くはマキタ純正の急速充電気に非対応(または普通充電器推奨)と記載されていますが、これは使っている電池のセルの問題だと思います。マキタの急速充電器(DC18RF)では12Aもの電流を押し込みますので、安いセル(だいたい1A程度での充電が推奨値)を使った電池を充電しようとしたり、逆に大電流を取り出す工具を使ったりすると出火したり爆発するリスクがあるのでやっちゃダメです(冷蔵庫程度の出力なら燃えはしないかな?と思って自己責任で使いますが、基本は作業場所について屋外に置くとき以外はポタ電に繋いでます)。

庫内のサイズは323mm×240mm×261mmで、計算すると20,232.72㎝3≒20リットルとなります。炎天下での作業用に2リットルのペットボトル2本+アイスノンやツメシボを持っていくには十分なサイズです。

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庫内にライトがあるので、夜に飲み物を取り出すときも便利です(´艸`*)
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CW180DZを1か月使ってみての感想としては、目的を完璧に達成しているので買って正解だったなぁと思っています。

なお、CW180DZをキャンプで使うことを考えると、20Lという庫内容量がネックになりますが、クーラーボックスとしてではなく冷蔵庫として考えると使い勝手は劇的に改善します。つまり、クーラーボックスでは食材も飲み物も何でもかんでも冷やして詰め込んで持っていくために大きな容量を必要としますが、同じことをCW180DZでやろうとすると絶対に入りません。
CW180DZは冷蔵庫(冷凍庫)として考えると、お肉など常時温度管理が必要な生ものやすぐ飲むビール数本は庫内に入れて出発し、初日の夜ご飯が終わった後に2日目用の飲み物を入れて冷やすといった使い方にすることで、2泊のキャンプくらいなら余裕で活用できると思います。

なお、最初っからCW180DZを買う!と思っていたわけでなく、いくつか比べた結果CW180DZに落ち着きましたので、検討過程も残しておこうと思います。
CW180DZの競合には、同じワイヤレス(ケーブルレス)で使えるDometicのCOMBICOOL ACX35Gを候補に挙げましたが、こちらはキャンピングトレーラーに設置されている冷蔵庫と同じ「アンモニア吸収方式」です(CW180DZはコンプレッサー式)。トレーラーの冷蔵庫と一緒ということは、真夏の炎天下では冷えないことは経験済みのために除外しました(キャンピングトレーラーでは排熱ファンの自作などで冷やすことができるけど、COMBICOOL ACX35Gでは構造上それが難しい)。

もう1つの候補は同じくDometicのCFX3 35を候補に挙げました。
CW180DZと同じくコンプレッサー式なので冷却性能は高いのですが、CW180DZやCOMBICOOL ACX35Gとは違い、冷やし続けるためには電源ケーブルを繋いでいないといけないという点がネックになって見送りました。
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見た目スタイリッシュなので、これは最後まで迷った(^▽^;)

なお、つい先月のことですが、マキタから新たに『充電式保冷温庫「CW001GZ」』がリリースされました。


CW180DZが18Vバッテリーを使うのに対し、CW001GZでは40Vmaxバッテリーに対応した「40Vmaxシリーズ」の製品です。
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40Vmaxシリーズの名の通りCW001GZでは40Vmaxのバッテリーが使えるのに加え、18Vバッテリーを2本接続したときは直列36Vとして、さらに18Vバッテリー1本の時は18V駆動できるという、後方互換性を担保しつつも接続するバッテリーに応じて最適な方式で駆動させることができる、まさにイイトコヅクメな保冷温庫ですね(←いいなぁ…


しかもCW001GZの何が良いってこのカラーリング!
マキタらしいブルーカラーに加え、屋外シーンにもマッチするオリーブ色もラインナップされていますΣ(・ω・ノ)ノ!
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ブルーだけであればCW180DZで構わないわ~って思ったのでしょうが、オリーブカラーは全くの想定外だっただけに、買うの早まったかな~と少しだけ後悔しちゃいました(^▽^;)
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まぁ実際にはCW180DZが無ければこの1か月の作業効率は得られなかったわけで、完全にタラレバに過ぎません(;´・ω・)
いやそれにしてもCW100GZカッコヨイわ(´艸`*)


CW180DZが定価69,800円に対してCW001GZが71,500円と、定価ベースでは差がありませんし、筐体は見た目ほとんど同じでCW001GZは2色構成、CW001GZでは18Vバッテリーも使えることを考えると、今から購入するならCW001GZが最有力になろうかと思います。
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