もやしさん家のもやもやな生活

育児とキャンプとキャンピングトレーラーのブログ♪

若気の至りで住宅ローンが通らない(涙)ということも実際にあるのですねぇ

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最近めっきり外遊びせずに料理ブログ化していますが、久しぶりにまじめなお話でも。

後輩くんが家を建てようとしたら住宅ローンが通らないそうな。

聞いた感じでは隠れた借金も無く心当たりがないそうなのです…
普段から仕事の話よりもこんな話のほうが盛り上がる不思議な職場です(´艸`*)

 

審査落ちの理由を推測する

銀行は審査落ちした場合に理由を教えてくれることは少なく、今回も理由非開示なので自分で推測していく必要があります。
住宅ローンは回収リスクが低いとは言われますが与信取引なので、そのあたりを確認してみます。

本人は健康か?
意外と重要な健康チェック。
団信(団体信用生命保険=契約者が死亡したり障害を負った際に返済が免除される保険)を必須とする金融機関では重視されます。
実際には金融機関の判断というより引受け保険会社が判断するケースが多いように感じています。
健康診断も再検査が無いので大丈夫でしょう。

完済時の年齢は75歳までか?
僕がローンを組んだ時は65歳までが無難と言われていましたが、最近は75歳・80歳まで上限を上げているケースもあるようです。
これも大丈夫。

勤続年数&年収は充足しているか?
勤め人の場合は最低でも1年以上できれば3年以上の勤続年数があれば問題ないかと。
ここでの年収は高い低いよりは異常に低くないか?くらいなので、どっちもたぶん大丈夫。

年収とローンの比率は大丈夫?
年収のおよそ5倍~10倍がローンを組める目安となります。
これも大丈夫そう。

建てている場所やHMは大丈夫?
担保としての価値判断ですね。
今回はこれも大丈夫そう。

信用情報は大丈夫か?
関門がコレですね。
CIC・JICC・KSCといった信用情報機関と呼ばれる機関に照会した内容をもとに審査します。
・CIC(割賦販売法・貸金法指定信用情報機関)
・JICC(株式会社日本信用情報機構)
・KSC(全国銀行個人信用情報センター)
それぞれの機関に特徴はあるものの、信用情報に問題が無いことが基本的な条件となるように感じています。

与信無関係の人もいる(?)
ちなみに↑で触れた条件は我々のような一般的な勤め人の話であって、社長さんや事業主は別枠です。
さらに医師&公務員は与信無双なので全く当てはまりません(金融機関によってはその身分だけで審査通過できる場合もあります)。

審査落ちの理由は携帯料金の滞納…かな?

後輩君に限らず若手と話していて驚くのは、最近の若者は借金への忌避性が高いもので。
クレジットカードすら持つのを躊躇う子がいるのにはビックリします。
銀行さんが貸してくれるって甘い言葉にホイホイ乗せられる僕とは大違いです(^▽^;)

そんな若者でも気づかぬうちに借金しているものがありまして、それが「スマホの分割払い」と「奨学金」でこれらが足を引っ張るケースがちょいちょいあるように感じています。

奨学金、いわゆる日本学生支援機構の貸与型奨学金の場合は3か月間の滞納でKSCへ登録されます。
登録された延滞記録は返済完了の5年後に削除されます(滞納解消の5年後ではない)。
今回はこちらは大丈夫そう。

もう一つのスマホの分割払いも借金のひとつです。
ソフトバンクの説明が分かりやすいのでお借りします。

出典:割賦購入契約について|ソフトバンクオンラインショップ

こちらも滞納するとスマホ代完済後5年間は残ってしまいます。
本人どうもコレをやらかしていようです。

自身の信用情報を開示請求してみよう

最低限確認しておきたいという場合はCICを開示しておきます。
住宅ローンの場合はCICとKSCを開示しておくのが良いと思います。
JICCは…自己破産とか債務整理やっていなければ大丈夫かな…?と思います。

CIC(割賦販売法・貸金法指定信用情報機関)
CICの情報開示はスマホ・パソコンから申し込み可能です。
開示手数料もクレジットカード払いかキャリア決済なら500円(郵送手続きだと1,500円)です。

JICC(株式会社日本信用情報機構)
JICCの情報開示はスマホから申し込み可能で。
開示手数料は1,000円となります。

KSC(全国銀行個人信用情報センター)
KSCの情報開示はスマホ・パソコンから申し込み可能です。
開示手数料はクレジットカード払い・PayPay・キャリア決済で1,000円です。

おまけ

住宅ローンの審査落ちの理由は金融機関のみぞ知るという状況です。
とはいえ、ある程度は審査落ちの理由は自分で確認することができます。

住宅ローンの審査が通りませんでした!と言われるとかなり慌てますし、そのような状態ではまともな判断もおぼつかなく成ります。
そんなタイミングで●●なら大丈夫ですよ~って変な情報を入手した挙句にヘンテコな金利や条件のローンを組むことにもなりかねません。

後輩くんにはとりあえずCICとKSCの情報を開示してもらい、それをもとにHMと一緒に対策を立てようと言うことになりましたが、果てさてどうなることか(;´・ω・)