職場や自宅で使っているPCとディスプレイがそれぞれUSB type-Cのケーブル1本で映像出力できると聞いて、手持ちのUSB Type-Cケーブルで接続してみたら見事に映らなくて撃沈しました(^▽^;)
どうもケーブル側が対応している必要があるとのことで調べてみました。
USBの規格ってどうなってるの?
USBは規格を進めるのたびに名称をいじったのでだいぶカオスな状態になってしまっています。USB3系をざっくりまとめると下表のように大きく3つに分かれているようです。
USBのインターフェイス形状が多岐に渡ってしまい、規格を進めるうちに対応しない(できない)ものを生んでしまったことでややこしさを増したような気がします。
USB=Universal Serial Busの名前通り汎用的なことが逆に仇になった典型だな…( ˘•ω•˘ )
Type-Cで映像出力するには「オルタナティブモード」が必要
USBポートによる通信はデーター通信・電気供給・その他の3種類規定されていて、映像出力はその他の部類であるオルタナティブモード(DB Alt Mode)に属しています。
そのため、映像を出力するパソコン・通信を媒介するUSBケーブル・映像を受信するディスプレイの三者がオルタナティブモードに対応している必要があります。
今回、パソコンとディスプレイは映像出力に対応とあったので、それを投影できなかったのは映像出力に非対応のUSBケーブルを使用していたためだと思います。
Amazonでよく見かける安いUSB Type-Cのケーブルのほとんどは映像出力に対応できていません。
こういう風に書いていてくれれば良いのですが、結構な確率で書いていないのでハズレを掴まないように注意が必要です。
「映像出力」や「オルタナティブモード」「Alt」など検索ワードを設定するも非対応品までも引っかかってしまうので、時間はかかりましたが商品名に映像出力が含まれるものを探し出して購入してみました。
パソコンとディスプレイをこのケーブルで接続し、無事に画面投影できましたヾ(≧▽≦)ノ
このケーブルはディスプレイ側からの電源供給も可能になりましたので、ノートパソコンはこれ1本だけで運用できるようになってかなりパソコン周辺がスッキリたのも良い副次効果がありました♪
いや・・・ホント、パソコンってメンドクサイですね;つД`)