もやしさん家のもやもやな生活

育児とキャンプとキャンピングトレーラーのブログ♪

入手困難な親鶏を入手して「親鶏のすき焼き」を作ったらめちゃくちゃ美味しかった

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今年の3月にキャンプアンドキャビンズ山中湖ではてブロキャンピングカー繋がりでオフ会をやりました。

このとき、れいパパ (id:reiapapa)さんが作ってくれた『親鶏のすき焼き』が美味しくて美味しくて(´艸`*)
それもそのはず、このときの親鶏はオフ会前に鶏肉を生産する工場(と畜場)にわざわざ出向いて仕入れてきていただいたもので、冷凍もされていない新鮮そのもののお肉でした。
あの感動をどうしてもまた食べたい!と思いつつも、栃木県のと畜場を調べたところでは、業者でないと購入できませんでした。スーパーでも親鶏は扱っていないので、再現は難しそうだな~と思っていたのですが、お肉屋さんで扱っているところを見つけました!

さっそく買ってきて『親鶏のすきやき』を作ってみましたら想像と違わぬ美味しさでしたので、栃木県での親鶏の購入場所やそのレシピを合わせてご紹介したいと思います(=゚ω゚)ノ

 

 

親鶏とは?

親鶏は、採卵目的の鶏です。
親鶏は2年ほど産卵し、約2年後にその役目を終えて食鳥処理場(と畜場)へ出荷されます。親鶏の肉質は非常に固く、しっかりとした歯応えと噛めば噛むほど奥から味が出てくる味わいが特徴です。

一般的に鶏肉の流通はその大多数が「若鶏」で、親鶏は一部の地域の名物料理に使われるくらいで、その他の地域では増量材的な位置づけとして扱われることがほとんどです。

我が家は親鶏料理に触れることが想像以上にありまして、宮崎県の代表的なB級グルメである「地鶏の炭火焼き」は親鶏を使っているものがありますし、暑くなると食べに行きたくなる山形県河北地方の「冷たい肉そば・肉中華」では親鶏からとった出汁やお肉が使われています。


さらに昨年旅行した四国では、香川県の骨付鶏でも親鶏が使われていました。

柔らかくてジューシーなひな鳥や若鶏も良いですが、噛めば噛むほど味の出る親鶏は一度食べるとクセになります(´艸`*)

栃木県で親鶏を買える場所は…

栃木県にも食鳥処理場(と畜場)がありますので、そこで買えないか質問してみたのですが、やはり親鳥を食べる文化が無いためか、一般販売は断られてしましました。
そこで教えてもらったのは栃木県の銘柄牛を取り扱っていることで有名な「山久」さんで、冷凍にはなりますが置いてありました!

山久 | 最高級とちぎ和牛とヤシオポークなどおいしいお肉は栃木の山久へ

宇都宮市、さくら市、矢板市に店舗があるので、特に矢板店は那須キャンプ前の買い出しにも便利なお店です。

親鶏のすき焼きを作る

親鶏のすき焼きは、いわゆる普通のすき焼きの牛肉の代わりに親鶏を使うだけの違いです。そのほかの具材は同じなので、白菜・長ネギ・春菊・白滝・きのこなど普段すき焼きを作る具材を用意します。

買ってきた親鶏を解凍して薄くスライスしておきます。
鶏肉はよく切れる包丁を使わないとカットが面倒でなりません(←研がずに作業したのでめちゃくちゃ大変だった


割下を軽く温め、中弱火でゆっくり親鶏に火を通していきます。肉質の固い親鶏ですが、こうやって加熱することでお肉の中まで割下の味が沁み込んでより美味しくなります(´艸`*)

すき焼きも関東と関西とで作り方が違いますね。関東のすき焼きは牛鍋文化に由来しているので、最初っから割下を熱して具材を入れていきます。関西だと最初に具材を焼いてから割下を合わせるんですよ~って浅草今半で教えてもらったのですが、そういえば関西ですき焼き食べたこと無かったと今気づきました。

完成!


親鶏自体の味にちょっと甘めの割下を含んだところに卵が優しく絡まって、山中湖でいただいたすき焼きには(ほんのちょっと)負けますが、これも文句なく美味しいすき焼きになりましたヾ(≧▽≦)ノ

今回は1kgほど親鶏を用意しましたが、子どもたち3人にあっという間に平らげられてしまいましたので、次回は1.5kgくらい親鶏を用意して作りたいと思います(´艸`*)


スノーピークの野宴鍋は見た目以上に容量がありながら、アルミ製なのでとても軽く、キャンプ用品ながら自宅での普段使いにも重宝していますヾ(≧▽≦)ノ

最近あまりに親鶏のことばっかり考えていたせいか、親鶏食文化のある福井県の純けいをふるさと納税でポチってしまいました。子どもたちも楽しみにしているので、届いたらさっそく作ってみたいと思います(´艸`*)