鯛とかヒラメとかブラックバスとかの話ではなく、見た目には安いプライスを謳いながら実際にはあの手この手で料金が積み上がって到底そんな値段では買えない、そんな釣り広告は世の中に溢れています。
中古車を例にすると、車についているプライスは激安なのに点検費用に整備費用に納車費用に…と気づいたらめちゃくちゃ高額になることが東証プライムに上場している中古車チェーンでも普通に横行していました。
なにごともやり過ぎると規制が入るもので、改正自動車公正競争規約、同施行規則により2023年10月以降は支払総額表示が義務付けられました(その後も記録の隙間を突いた料金は横行しているみたいですが…)
この手の広告は顧客層の薄い、いわゆるマイナーな業界に根強くはびこっているように感じます(中古車業界はメジャー側でしたが…)。
そんなわけで、今日はヨメちゃんに連れられて着物屋さんに行ってきました。
着物もマイナーを通り越して完全に斜陽ですよね(^▽^;)
これまでヨメちゃんがお世話になっていた着物屋さんが廃業してしまって、次はどこに出そうか…と悩んでいたところに、着物を格安でクリーニングするって広告を見つけたようです。
というわけでもうオチは見えていると思いますが、案の定というかなんというかやっぱりな結果でした(´艸｀*)
着物のクリーニングって10,000円くらいするところ広告では7,000円でやれます！と書いてありましたので、ヨメちゃんがウキウキと４枚ほど準備していました。
店舗に行って専門の診断士(？)さんにじっくり「診断」していただきます…
診断の結果、１枚あたり４万円のクリーニング費用(´艸｀*)＜知ってた～
お店の名誉のために言うと、クリーニングだけの費用は7,000円でした(=ﾟωﾟ)ﾉ
ただし…専門の診断士さんによる「診断」の結果、シミ抜きや汗抜きが必要だと診断され、さらに溶剤でのクリーニング＋汗抜きやしみ抜きで水洗いすると着物が生(き)の状態になってしまうので長持ちさせるためにコーティングが必要になるのだそうです。
結局、クリーニングするにはそれらモロモロが必要になる・・・けどお店の人は絶対に「必要」とは言わないで「決めるのはお客様です」って言うんですよね～(´艸｀*)
まぁ実際にヨメちゃんが着物をメンテするところに困ってもいましたし、それなりに大きいお店なので潰れたり廃業する心配もなさそうだし…ということでクリーニングやってもらうことにしました。
こりゃ…夏のボーナスはこれで消えるな(^▽^;)
