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「休日おでかけパス」と「のんびりホリデーSuicaパス」の違い

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先日のお出かけでは、栃木県から東京都までの日帰り電車旅でしたので、JR東日本が発行しているオトクな切符「休日おでかけパス」を使いました。

宇都宮と都区内の乗車券は片道1,980円、往復で3,960円にもなるところ、休日おでかけパスなら2,720円で済みますので使わない手はありませんね(*^^)v

休日おでかけパスを買おうとしたところ、手持ちのSuicaに同じ機能をつけられる「のんびりホリデーSuicaパス」の存在を知り、どちらも買ってみました。

ほとんど同じような機能だったので、ただの「紙のチケットとIC乗車券の違い」だと思いきや、意外な違いがありましたので残しておこうと思います。

 

 

休日おでかけパスって何?

休日に使用可能な、東京近郊のJR各線に乗ることができるフリーパスです。

休日お出かけパスで乗れるエリア

休日お出かけパスのフリーエリアは次の通りです。
・栃木県方面では自治医大駅まで
・茨城県方面では土浦駅まで
・群馬県方面では神保原駅(熊谷の先)まで
・東京都方面では、奥多摩駅・武蔵五日市駅・大月駅まで
・千葉県方面では、君津駅・茂原駅、成田空港駅まで
・神奈川県方面では小田原駅・久里浜駅まで
ご覧のように首都圏の大部分を包含できるほど非常に広く設定されています。

休日お出かけパスで乗れる列車

フリーエリア内はJR各線普通列車(快速含む)普通車自由席だけでなく、東京臨海高速鉄道線(りんかい線)、東京モノレール線も全線が乗り降り自由です。
別途特急券やグリーン券を購入すると、新幹線や特急列車、普通列車グリーン車も乗車できます。

休日お出かけパスをつかえる時期

通常の土日祝日だけでなく、ゴールデンウイーク(2024年は4/29~5/5)や夏季(2024年は7/20~8/31)、年末年始(2024年は12/29~1/3)といった期間でも使うことができます。

休日お出かけパスの値段

休日お出かけパスの値段は大人2,720円、小児は1,360円となっています。
前述の通り、宇都宮と都区内の乗車券は往復で3,960円にもなるため、日帰り旅行なら休日おでかけパスを使うことで1,240円も安くなります。

休日おでかけパスとのんびりホリデーSuicaパスとの違い

のんびりホリデーSuicaパスは、その情報を手持ちのSuica(モバイルSuica含む)に書き込んで使えるオトクなきっぷです。

基本的に休日おでかけパスとのんびりホリデーSuicaパスは同じような内容ですが、次の3つが異なります。

エリアの違い(久留里線はダメ)

のんびりホリデーSuicaパスはSuica(ICカード乗車券)を用います。
そのためSuica非対応路線には乗れません。

首都圏近郊ではほとんどがSuica対応路線になっているものの、久留里線はSuica非対応となっています。
久留里線は千葉県木更津駅から上総亀山駅を結ぶ非電化路線で、この区間はのんびりホリデーSuicaパスで乗車することができません。

乗れる列車の違い(新幹線はダメ)

のんびりホリデーSuicaパスはのんびり移動するためのパス…という建前は置いておいて、のんびりホリデーSuicaパスと新幹線特急券との組合せでは新幹線に乗ることができません。
のんびりホリデーSuicaパスで新幹線に乗るためには、別途乗車券と新幹線特急券が必要です。

一方の休日おでかけパスは、新幹線特急券と組合せることで新幹線に乗れます。

値段の違い(ちょっとだけ安い)

休日おでかけパスとのんびりホリデーSuicaパスとの違いの3つ目はきっぷの値段です。
紙のチケットを発券しないためか、上記の制約のためか、大人・小児ともに数十円だけのんびりホリデーSuicaパスの方が安くなっています。

  大人 小児
休日おでかけパス 2,720円 1,360円
のんびりホリデーSuicaパス 2,670円 1,330円
差額 ▲50円 ▲30円

 

まとめ

休日おでかけパスとのんびりホリデーSuicaパスの違いをまとめると次の表のようになります。

  休日おでかけパス のんびりホリデーSuicaパス
エリア 久留里線にも乗れる 久留里線には乗れない
列車 新幹線特急券を買えば新幹線に乗れる 新幹線には乗れない
使える時期 休日 休日(差異なし)
値段 大人2,720円
小児1,360円
大人2,670円
小児1,330円

ご覧のように、休日おでかけパスとのんびりホリデーSuicaパスともほとんど差異がありません。

少しでもコストを抑えたいといった場合や、いつも通りにSuica(モバイルSuica含)で乗り降りできる使い勝手の良さ、新幹線に乗る必要はない、といった場合はのんびりホリデーSuicaパスが適しているといえます。

一方、新幹線に乗る可能性があったり、久留里線を利用する予定がある場合は、が適しています。

電車の乗車券も徐々に値上がりが続いていますので、オトクなきっぷをうまく活用して節約したいですね( *´艸`)