宇都宮市の北西部にある大谷町では、火山灰が凝結した凝灰岩の大谷石(おおやいし)が採掘されます。
古くは西暦795年、天平13年の国分寺建立の際の土台に使用されたとされ、江戸時代から本格的に採掘がはじまり日本国内に広く流通するようになった石材です(=゚ω゚)ノ
そんな大谷の地下採掘場跡地が大谷資料館として一般公開されています。
この日は地上の気温は15℃ほどありましたので、8℃前後で安定している資料館の中はひんやりする感じでした。
とても広い!そして天井(?)が高いヾ(≧▽≦)ノ
手彫りでは1本掘りだすのに4,000回もツルハシを振るい、それでいて1日に切り出しから仕上げまで加工できるのは1人10本程度だったそうです。
昭和35年の完全機械化後は1人あたり1日50本ほどとれるようになったそうなので、やはり機械の力は偉大です(=゚ω゚)ノ
この地下採掘跡地の広さは約20,000㎡もあって、戦時中は陸軍の地下倉庫として、また中島飛行機「疾風」の機体工場として利用されていたそうです。各所に他の地下工場や採掘場、外と繋がる隧道が残されていました。
中はホントに広くて、一部は教会やコンサート会場などに使われています。
この日も假屋崎省吾の世界展?もやっていました(;・∀・)
資料館を出るとスッキリした青空が広がっていました。
昔の採掘者も一仕事し終えた後はこんな感じだったのかなぁ~(*^▽^*)
僕も窓もないサーバー室内に籠って仕事することもありますが、外が見えないのってホントにストレスに感じます(←スーツ組のくせに作業立合いを好みやがってと言われた(^▽^;)
そう思うと適度に外を見ながら仕事ができる今の仕事環境は僕にとって幸せなのだなぁ~と思いました。