出張の道すがら、『上手に「指示できる人」と「できない人」の習慣』を読んでみました(=゚ω゚)ノ
図書館で借りてきました(=゚ω゚)ノ
指示は一方的な命令ではなくコミュニケーション
本書は、仕事において相手に「指示を出す」場面を取り上げ、上手に指示できる人と、うまく伝えられない人の違いを、具体的な言葉や行動の例を通して紹介した本です。
単に「これをやってください」と伝えるのではなく、相手が何を理解しているのか、どこで困っているのかを確認しながら、相手が動きやすいように伝えることの大切さが説明されています。
また、「なぜできないのか」と責めるのではなく、「何があったのか」「どう考えているのか」と問いかけるなど、指示を一方的な命令ではなく、相手とのコミュニケーションとして捉えている点が本書の特徴です。
上司から部下への指示だけでなく、周囲を巻き込みながら仕事を進めるためのコミュニケーションとして、「人に動いてもらう」ための具体的な方法がまとめられています。
上手な指示の裏にある怖さ
読んで感じたのは、指示をする側も、指示される側の力量に合わせて指示の出し方を変えていかなければならないということでした。
一方で、指示される側も、いつまでも言われたことを単純にこなすだけではなく、自ら考えて行動できるようになっていく必要があります。
その意味では、本書は「相手をどう動かすか」という、指示をする側にとってのHow toという印象が強い本でした。
実際、仕事を進めるうえですぐに使える考え方や言葉が多く、人によっては参考になるのでしょうが、その一方で読んでいて少し怖さも感じました(;´・ω・)
それは、指示される側が成長しないまま指示の仕方だけを工夫し続けると、管理職が延々と指示を出し続けることになってしまう未来が描けるからです。
場合によっては、細かな指示や確認を繰り返すマイクロマネジメントに陥ってしまう可能性もあります(ノД`)・゜・。
上手な指示と部下育成はセットで考えたい
だからこそ「上手に指示すること」と「指示されなくても動ける人を育てること」は、セットで考える必要があるのではないかと思います。
最初は具体的な指示が必要な人に対しても、経験や力量に応じて徐々に裁量を渡し、「どうすればいいですか?」と聞かれたときにすぐ答えを与えるのではなく、「あなたはどう考えますか?」と問い返せるようにする。
そうやって、指示する側の負担を減らすだけでなく、指示される側が自ら考え、判断し、行動できるように育てていくことが重要です。
とはいっても、管理職がこういう本を手にとるのって、どう考えるか聞いても何も答えられないかトンチンカンな方向の回答を持ってくる部下がいるからなわけで救いは無いような気がしてしまいます…
