今晩は思いのほか涼しかったので、外の温度計をチェックすると28℃。
涼しいの基準がよく分からなくなりつつあります(;´・ω・)
さて。せっかくの涼しい夜なのでランタンの点灯試験をすることにしました。
US Colemanのケロシンランタン639Cです。
我が家は基本的に電源サイトのあるキャンプ場にしか行かないのでランタンを灯すこと自体が少ないです。さらに最近はキャンプ場の予約が確保できないわ、部活や習い事で週末潰れるわでキャンプ場に行く機会が激減しています。
あまりに長い間ランタンを使わないでいるとジェネレーター(燃料が噴き出すところ)が目詰まりしてしまうらしく、1か月に1度くらいは定期的に点灯させると良いとされています。
キャンピングカーのFFヒーターを月1回、真夏でも点火するのと一緒かな?
そんなわけで1年以上点灯していなかった639Cを点灯させます(←定期的はどこいった?
ケロシンランタン特有の点灯儀式「プレヒート」
ケロシンランタンはその名の通りケロシン=灯油を燃料として使いますが、灯油の引火点は40~50℃と高温で、そのまま灯油に火を点けようとしても着火しません。
だから安全とも言えますが、その反面ランタンの燃料として使うためには引火点まで加熱した状態でマントル(光るところ)に送り出す必要があり、そのために通り道となるジェネレーターを点灯前に熱する『プレヒート』という作業が発生します(点灯後はマントルの熱でジェネレーターが熱せられ続けます)。
なお、プレヒートが足りていない状態で点灯しようとすると、引火点に達していない灯油が霧状に噴射されることで、生の炎が上がる炎上という状態が発生します( ;∀;)
ちなみにガソリンの引火点はマイナスなので、ガソリンランタンではプレヒートという儀式が存在しないか必要としても極めて簡易なプレヒートで十分となっています。
そんな639Cのプレヒートですが、プレヒートカップに燃料用アルコールを注いでライターで着火します。
青い炎が上がっている丸いリングがプレヒートカップです。
ぼーっと待ちます。
冬の寒い時期は、身体を縮こませながらプレヒートの炎を眺めるのが大好きです( *´艸`)
そして点火!
燃料用アルコールが無くなりかけた頃合いを見計らって火力調整ノブをひねると、ジェネレーターで熱せられた灯油が勢いよくマントルに吹き出して引火します(着火)
夏場はあまり気にしませんが、冬場だとプレヒートが足りていないとここで炎上するのでドキドキの一瞬です( *´艸`)
1年以上も点灯していなかったのでジェネレーターが詰まって点灯できないのでは?とかジェネの詰まりで燃えかたが安定しないのでは?と心配でしたが、そんな心配を一蹴するかの如くの一発着火でしたヾ(≧▽≦)ノ
ホント、Colemanの火器は安心して使えるなぁと改めて実感しました♪
こんなに素直なランタンなんだから、もっと出番を増やしてやらないといけませんね(^^;)