もやしさん家のもやもやな生活

育児とキャンプとキャンピングトレーラーのブログ♪

カエルがめちゃくちゃ鳴いている。個人的にはカエルの鳴き声が聞こえるほうが落ち着きます

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梅雨ですね(;´・ω・)

20年ほど前、栃木の梅雨は寒くて梅雨が明けるまでは毛布は手放せない!と思ったものですが、現在の栃木の梅雨は暑すぎて毛布なんてかぶって寝たら熱中症になりそうでヤバイ!と感じるくらいです。

温暖化か…(;´・ω・)

 

 

さて。そんな梅雨の中、仕事で外をフラフラしていたらめちゃくちゃカエルが鳴いている池がありました。

どこにいるんだ…?と軽く10分はカエル探しに勤しんでいました(←仕事に勤しめ

さて。巷でなにかと話題のカエル。
個人的には好きです( *´艸`)
野菜工場を通過して某うどん店まで生き延びたカエルに至っては強運の持ち主として飼育したいくらいです(=゚ω゚)ノ

当地でも田植えを前に田んぼに水が入るとゲゴゲコと大合唱が始まりましたし、キャンプをすれば幕帯にたくさんくっついてきます。
好きだから許せるのかもしれませんが、嫌いな人からするとカエルって見るのも鳴き声を聞くのも嫌なのでしょうねぇ。

Twitterでは田んぼの持ち主に手紙?張り紙でクレームを入れた方がいたようですが、さすがに過去事例なんてないよな~と調べてみたら



ありましたよ(;゚Д゚)!!


カエル&騒音で出てきたのは東京地裁の令和3年4月23日付判決の「カエルの鳴き声に対する騒音発生差止請求」がヒットしました。

そんな裁判をする人がホントにいるのか…Σ(・ω・ノ)ノ!?とビックリしながらも、どうせまた田舎=西部地域(偏見すみません)でしょ?と思って内容を読んだら、まさかの板橋「区」の事案でして、カエルの鳴き声がうるさい!黙らせろ!精神的損害を受けたから金払え!という裁判でした。

がぜん興味が沸いて内容を読み進めると、隣家の庭の池に住む(?)カエルの鳴き声が限度を超えているから「全部駆除」して、その騒音で精神的苦痛を受けたから「慰謝料75万円」払え、でもって今後二度と起きないように「何デシベル以上の音を立てるな」という訴え。

それに対する裁判所の判決が「カエルの鳴き声は,自然音の一つであり,あえて大きな音を発生させるような被告による作為があったなどの特段の事情がない限り,
騒音には該当せず,社会通念上受忍すべき限度を超えるようなものとはならないと解すべきである。」
と至極まっとうなもので棄却されたものでした(;・∀・)

普通ならアホちゃうか?と受任すらしないだろう案件だと思いますが、この裁判はいったい何で起こしたんだろう…?

って読売Onlineに当時の記事が残っていましたΣ(・ω・ノ)ノ!

「隣家の池のカエル、鳴き声耐えられない」と訴え…東京地裁「自然音」と請求棄却 : 読売新聞


改めてTwitterのカエル騒音を振り返ると、この張り紙?では田んぼの持ち主様に騒音対策をお願いしていますね。

「田んぼの持ち主様へ
カエルの鳴き声による騒音に毎年悩まされています。
鳴き声が煩くて眠ることができず非常に苦痛です。
騒音対策のご対応お願いします。
近隣住民より」


この田んぼがもともとあったのか、今年から田んぼにしたのかにも依るとは思いますが、先の東京地裁の判断の通り(カエルの鳴き声=自然音→騒音じゃない)になるような気がします(;´・ω・)
というわけで「ご対応お願いします」の対象となる騒音そのものが存在しないわけで、お願いされてもなぁ…という結論になるのかなぁと考えるところです。

そもそも論ですが、田んぼに水が入るとゲコゲコ鳴くカエルってどこから来るんだろう…?

と暑さでカエルの鳴き声に癒されながらもヘロヘロになった外回りでした(^▽^;)