キャンピングカー クレアの電装快適化プロジェクトも佳境を迎えています。
前回、ソーラーチャージャーの交換を終えたので、いよいよ本命のサブバッテリー本体をリチウムバッテリーに交換しました(=゚ω゚)ノ
今回はその作業の様子や、バッテリーサイズ問題、リチウム導入のメリットなどをレポートします。
バッテリー収納庫問題!希望と現実のギャップ
ソーラーチャージャーが新しくなり、次の工程はサブバッテリーのリチウム化です。
理想としては『RENOGY Core Mini 300Ahを2台で合計600Ah!』と夢見ていましたが、現実は厳しかったです(;´・ω・)
納車時からG'cle 31CP(鉛バッテリー)が2台ギチギチに詰め込まれ、バッテリースペースに明らかな余裕がありません;つД`)
300Ahや200Ah級のリチウムはほぼ同じ外寸で、長手方向のサイズが収納スペースをオーバーしてしまいます。
泣く泣く、RENOGY Core Mini 100Ah×2台に決定しました。
RENOGY Core Mini 100Ahってめちゃくちゃ小さいΣ(・ω・ノ)ノ!!
鉛バッテリーとリチウムバッテリーの違い
「同じ100Ahなら、置き換える意味がないのでは?」と感じるかもしれませんが、実は大きな違いがあります(=゚ω゚)ノ
鉛バッテリーが取り出せる電力は約50%
鉛バッテリーは深放電(電気の取り出し過ぎ)は厳禁で、実際に安全に使える容量は約半分になります。
100Ahのバッテリーでも感覚的には50Ah程度の実容量にしかなりません。
リチウムバッテリーは100%取り出せる(実際は80%程度が推奨)
一方のリチウムバッテリーは公称容量ほぼ全量を使えます。
とはいえバッテリーにダメージを与えないために80%程度の使用に抑えておくのを推奨されています。
このため、100Ahのバッテリーでは80Ah程度の実容量となります。
結論として「同じ100Ahでもリチウム=鉛2倍分」に近い性能が得られます。
バッテリー交換作業は線の付け替えだけ
設置されていたG'cle 31CPを取り外し、空いたスペースにRENOGY Core Mini 100Ahを設置しました。
配線も元通りに戻し、バッテリー本体の入れ替えは問題なく完了です。
配線の変更だけなら外して付けてなので簡単でしたが、バッテリーが遊ばないように固定する作業が面倒でした。
RBM500バッテリーモニターを追加
今回はリチウム化に合わせて、RBM500バッテリーモニターも新しく導入しました。
鉛バッテリーは電圧計だけでも大まかに残量把握できましたが、リチウムはギリギリまで出力できる特性のためそれだけでは不安で、信頼できる「残量計+電流計」が必須になります(;´・ω・)
RENOGY に問い合わせたところRBM500バッテリーモニターの導入を推奨されましたので、迷うことなく購入してみました。
既存ケーブル端子はM8ですが、RBM500のP-端子はM10サイズのためそのままでは接続できません。
そこで、ホームセンターでM8用フラットアルミバー(幅20mm)を購入し、アルミバーの穴をM10サイズに手作業で拡大してアダプター代わりにしました。
これですっきりと配線できます(´艸`*)
リチウム化で容量アップ!今後の使い道
新サブバッテリー構成は合計200Ah。
鉛バッテリー時代より理論値で+60Ah多く使える計算です。
さすがに「真夏にエアコンをガンガン回す」には容量不足ですが、このクレアは屋外作業時の基地用車両が第一目的でしたので、最低限の安定した電源を確保できるようにしたことで今後の活躍を期待していますヾ(≧▽≦)ノ